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古典芸能

菅原伝授手習鑑・寺子屋のネタバレ解説【にっぽんの芸能】

こんばんは! 管理人の悠木です。
5月18日の「にっぽんの芸能」は
菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)の
後半部分を放送するそうですね。

 

義太夫狂言の名作とされる菅原伝授手習鑑。
放送では解説も入りますが、
鑑賞する時にはどこに注目すべきなのか、
一体何が起こっているのかなど、気になるポイントを解説していきます。

 

ネタバレが含まれますので、
気になる方は鑑賞後に読むのがオススメです!

 

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菅原伝授手習鑑とは?

 

義太夫狂言三名作と呼ばれる名作の1つです。
まず、義太夫狂言ってなに? となりますが
これはもともと「人形浄瑠璃(文楽)」の脚本を
歌舞伎の舞台で演じたもののことです。

 

では、人形浄瑠璃とは?
浄瑠璃(じょうるり)」は語り物のなかでも
音楽に合わせて物語を語る芸能です。
今で言えばオペラに近いものです。

 

そこに人形による演技が加わったのが「人形浄瑠璃」。
音楽劇に動きがついたものなので、
今で言えば人形版のミュージカルでしょうか。

 

そのため、歌・演技・楽曲の3つの分野がひとつになった
総合芸術であるといえます。

 

「文楽(ぶんらく)」と呼ばれることもありますが、
これはもともと人形浄瑠璃の発祥とされる大阪に
「文楽座」という劇場があり、人形浄瑠璃で有名だった
(明治以後、安定した規模で興行しているのが文楽座だけになった)
ために、人形浄瑠璃の代名詞として「文楽」が有名になったそうです。

 

義太夫(ぎだゆう)」は浄瑠璃にいくつかある型のひとつ、
「義太夫節」からとられています。
これは「竹本義太夫」が創始したもので、
人形浄瑠璃発祥の地大阪においては
ほとんどが義太夫節で語られていたために
文楽=義太夫節で語られる人形浄瑠璃 となったそうです。

 

話は戻って義太夫狂言。
狂言とは、歌舞伎や文楽の脚本という意味もあります。
歌舞伎で呼ばれる「義太夫狂言」とは、つまり
もとは人情浄瑠璃のために書かれた作品を
歌舞伎にしたものですよ、という意味です。

では、「狂言」そのものは何を指すのか?
もともとは古典芸能のひとつで、
主に能の合間に演じられるセリフ劇のことを指します。
今の感覚で言えばコントに近いと思います。

 

能が音楽・舞踊が中心の芸能で
主役として演じられるのは主に貴族や歴史上の人物
物語の主人公(源氏物語の葵上、弁慶など)であり
内容もシリアスなものが大半です。
物語仕立ての舞踊がメインの芸能なので、
今でいうとバレエに近いですね。

それに対して狂言の登場人物は名もない庶民で、
内容も面白おかしい演目ばかり。
僕は完全にコントだと思って見てます笑

 

以上、ざっくりとですが
義太夫狂言」について知るための豆知識のご紹介でした!

 

次のページからネタバレ解説に移っていきます。

 

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