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トリビア

江戸時代、お風呂や洗濯はどうしてたの? 江戸っ子は綺麗好きだった!【NHKスペシャル 大江戸】

こんにちは! 管理人の悠木です。
本日から放送の「NHKスペシャル 大江戸」。
第一回の本日は「江戸の水道技術」について徹底調査する内容だそうですね。

 

はい、江戸文化大好きな管理人、今から大はしゃぎしております。
それはさておき、「江戸にはとってもすぐれた水道技術があった」ことは
放送で紹介された通り。

 

水道が完璧に整備された江戸の町には、
20-30m四方に一個の割合で井戸がありました。
これがどのくらいの割合かと言いますと、
私たちが都内を歩いていて目にする自販機と同じくらいの感覚です。

 

それほどまでに、水道は江戸の人にとって身近なものだったんですね。
「こちとら、水道の水を産湯につかった江戸っ子でぃ」なんて言葉が
江戸っ子の啖呵としてひそかに人気だったことからも、
江戸の人は自分の町の水道技術を誇りに思っていたことがうかがえます。

 

そんな水道の発達した江戸ですが、ふと気になることが。
お風呂とか洗濯ってどうしてたんでしょうか?

 

 

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江戸時代のお風呂は銭湯!

 

 

出典:江戸ガイド

 

江戸時代、庶民のお風呂と言えば銭湯でした。
また、これはご存じの方もいるかもしれませんが
基本的に「男女混浴」となっていたそうです。

 

理由は主に「水の節約薪の節約火事防止」だったそうな。
番組でとりあげられたかと思いますが、
江戸時代、水はとても貴重なものでした。

 

もともと、江戸の地下水が生活用水に不向きであることから
水道を導入したので、そもそもが水は貴重なものなんですね。
そのため、男湯・女湯でお湯をわけるほどの余裕はなかったんです。
また、薪も不足していたのと、最も大きな要因は「火事を防ぐ」こと。

 

人口100万を超えていた江戸の町はほとんどが木造家屋で形成されていたため、
家で火を炊く内風呂はご法度でした。
銭湯が発達したのもそのためで、町人など、庶民よりも身分の高い人であっても
お風呂は銭湯を利用するのが一般的でした。

 

また、銭湯はもともと蒸し風呂(サウナのようなもの)形式だったのが
時代を経て、お湯を張った今の銭湯に近いものに発展していきました。
最初は蒸し風呂だったんですね……!!

 

また、お風呂に入る頻度ですが、
1日1回は当たり前。基本は朝夕2回入る江戸っ子が多かったのです。
というのも、乾燥しがちな江戸は土ぼこりがよく舞い上がり
夏場などは汗にほこりが付着して大変なことになったということで
好きな人は1日に4~5回銭湯に行く人もいたそうです。

 

江戸っ子はとってもきれい好きだったんですね!

 

どうやって体を洗ってたの?

 

石鹸が日本に伝来したのは16世紀ごろ。鉄砲と同年代だったと言われています。
と、いうことは、江戸時代の人は石鹸を使っていたのか?

 

と思いきやそうではなかったんです。
石鹸は、当時の庶民には手の届かない超・高級品!
では何を使っていたかというと、主に「米ぬか」を布製の袋に入れて
それで体をこすっていたそうです。
米ぬかには、汚れが落ちるうえに、肌をしっとりさせる効果もあったとか。
また、使用済みの米ぬかは業者が買い取って畑の肥料にしていたというから
江戸時代は本当にリサイクルの徹底した社会だったんですね。

 

洗髪はなにでしていたの?

 

お風呂は銭湯でしたが、実は銭湯(当時の名前では湯屋)では
洗髪は禁止されていました。
水を節約するという観点から、水を大量に使ってしまう
洗髪を湯屋で行うのは禁止されていたようです。

 

では、家でどのように洗髪していたのか?
当時、女性が髪を洗う頻度は月に1~2回だったと言われています。
洗うのに使っていたのは、なんとうどん粉とフノリ(海藻の一種)。

 

フノリをお湯につけてよくとかし、
そこにうどん粉を加えて混ぜたものを使っていたそうです。
髪によくすりこんだら丁寧にくしでとかし、洗い流して乾かします。
昔はドライヤーもなかったので、準備も乾かすのも重労働。
晴れた日を選んで行う、女性の大仕事でした。

 

 

洗濯はどうしてたの?

 

出典:AIRnet

 

洗濯は、シーズンごとに行っていました。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが
基本的に着物は一枚の反物から布を綺麗に裁断して作られており、
洗濯する際には糸をほどいて布の状態に戻してから洗います。
乾かしてからもとの形に縫い直すので大変手間がかかり、
水も大量に使ってしまうので、毎日洗うなんてわけにはいかなかったんですね。

 

そこで、どんなものを洗剤に使っていたのかと言いますと
主に植物に含まれる天然の界面活性剤を利用していたようです。

 

サポニンと呼ばれる成分なのですが、
これには石鹸と同じように泡立ち、汚れを落とす働きがあります。
サポニンを含んでいて洗濯に使われていた植物は、
ムクロジ、サイカチなどがあります。

 

植物が泡立つの……? とびっくりした人もいるかもしれませんが
大根やお米をコトコト煮ているとき、白っぽい泡が立って
吹きこぼれること、ありませんか? これが天然の界面活性剤なんです。

 

江戸時代の人々は、天然由来の成分をうまく生活に活用して
少ない水をみんなで節約しながら暮らしていたんですね。

 

いかがでしたか?
お風呂で体を洗うのに米ぬかを使っていたのには驚きました……!
今の私達と同じようにお風呂が好きだった江戸人。
なんだか以前より身近に感じてしまいました。