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竹本織太夫(六代目)wiki風プロフィール! 妻は歌手?【古典芸能への招待】

 

こんにちは! 管理人の悠木です。
今夜21時から放送の「古典芸能への招待」では、
綱太夫五十回忌追善・織太夫襲名披露公演
摂州合邦辻」を放送するそうですね。

 

今夜放送されるのは、合邦辻のいちばんの見どころである
合邦住家の段」。六代目竹本織太夫を襲名した
元・豊竹咲甫太夫が、どのように合邦の思い、
そして玉手御前の苦しみを表現するのか……今から楽しみで胸が高鳴ります。

 

ところで、六代目竹本織太夫を襲名した豊竹咲甫太夫。
文楽ファンには周知のことが多いかと思いますが
今回改めて調べてまとめたところ、やっぱりとんでもない人でしたので
気になる奥様の情報も含め、紹介していこうと思います。

 

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六代目・竹本織太夫

 

出典:国立文楽劇場

出身:大阪府
前名:豊竹咲甫太夫(たけもと さきほだゆう)
師匠:豊竹咲太夫
祖父:二代目鶴澤道八(三味線)

 

もともと三味線弾きの家系に生まれた織太夫。
祖父の三味線を聞いて育ち、幼い頃から文楽に親しむ。

 

文楽座に通う中で、次第に太夫にひかれていき、
それはいつしか「太夫になりたい」という強烈な憧れへと変化。
8歳のころに、人間国宝・八代目綱太夫の息子・豊竹咲太夫に入門。
93年に初舞台を踏み、着々と実力をつけ、
現在では重要な役どころを担う機会も徐々に増えてきています。

 

今年襲名したのは、師匠の父・八代目綱太夫の前名
歴代の綱太夫は代々、織太夫を前名として名乗ってきたことからも
文楽界が彼にかける期待の大きさがうかがい知れます。

 

彼自身も八代目綱太夫を憧れ・目標としており、
稽古のために八代目の芝居を録音したものを何度も何度も聞いているとか。
「お客様が背もたれから身を乗り出して、
手に汗を握ったり、鳥肌が立ったりするような、体感できる舞台を目指したい」
と語っていました。

 

また、文楽の舞台以外にも「にほんごであそぼ」に出演したり、
地元大阪府・高津小の子供たちに文楽を教えるお仕事もなさっているそう。
2001年から始まった文楽の授業には、
昨年までで、のべ500人もの子供たちが参加したそうです。

 

このような「文楽をいまに伝える」活動に
積極的に携わっていることが、織太夫自身の信念でもあるのです。
その信念は、彼が襲名前に行った「お練り」によく表れていました。

 

襲名前に「お練り」をした、その理由は?

 

2018年1月の公演で襲名の決まった織太夫。
襲名前の2017年12月2日、地元ミナミの商店街を練り歩いて挨拶をする
「お練り」を行いました。

 

この「お練り」、歌舞伎においてはよく行われる行事なのですが
文楽(人形浄瑠璃)においては今まであまりなされた例がなかったようです。

 

出典:増田いずみ 公式チャンネル

 

動画にもあるように、この「お練り」は、
織太夫の奥様である増田いずみさんの発案によって現実のものとなりました。
伝統芸能である文楽が、長く地元の人に愛されるようにとの
思いのこもった「お練り」に、こんなにも多くの人が声援を送っていることは
本当に喜ばしいことだと思います。

 

「今までの文楽は自分たちの劇場の中だけで楽しませようとしてきたけど、
この街に文楽があってよかったと思われる存在になりたい」と話す織太夫。

その考えがあってこそ、小学校での指導や
教育番組への出演を通して、まずは文楽を身近に感じてもらおうという
活動をなさっているんですね。

 

では、この「お練り」を発案した増田いずみさん、
いったいどんな方なんでしょうか?

 

織太夫の奥さん・増田いずみさん

 

出典:公式ツイッター

 

出身:宮崎県日南市
大学:国立音楽大学・同大学院オペラ科(伊藤京子に師事)
職業:歌手

1997年に、文化庁オペラ在外研究員に選ばれてからは
3年の間NYにあるジュリアード音楽院に留学していました。
同時に、ハンター大学で演劇についても学ばれたそうです。

 

日本においては「クラシカル・クロスオーバー」の草分け的歌手とされている増田さん。
クラシカル・クロスオーバーとは、オペラなどのクラシックな曲調のものに
ポップス風にアレンジした楽曲を指します。
増田さんは留学中に、自分で歌詞をつけアレンジもする形で
すでにこういった活動を行っていたそうで、
彼女自身はこれらのジャンルを「ポップス・オペラ」と呼んでいます。

 

2000年に帰国してから、このような彼女独自のスタイルを
各地のライブハウスで広めていったそうです。
ミュージカルへの出演経験のあるほか、
国内では大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』に挿入歌として
「ロマンス」が起用されたことで一躍有名になったそうです。

近年では2004年に『ファイナルファンタジーXI プロマシアの呪縛』の
エンディング曲「Distant Worlds」を歌ったとして話題になりました。

 

ゲームが好きなので、私も聞いたことがあるのですが
本当に、深みと温かみを兼ね備えたとってもきれいな歌声なんです……!

 

夫の織太夫さんとともに、いまの時代にも文楽を身近に感じてもらおうと
さまざまな活動をなさっている増田さん。
これからも夫婦二人三脚で、
新しい文楽界を支える大きな柱になっていってほしいですね。

 

今後の活動からも目が離せません!